母さん(高次脳機能障害)の日々

母さんからのメールを息子が転記。ピンク字は息子注記。

20.03.07 次男_病後は会話が増えた

■母さんがユーキャンで傾聴の勉強してる。前に短歌の勉強した時はうまく消化できなかった。教材のボリュームが多かったからだと思う。傾聴はテキストが少ない。でもそれだけがうまく消化できている理由ではなかった。
傾聴は二、三十年前に興味を持ち勉強するも途中で挫折していたと、今回ユーキャン始める際に母さんから聞いた。共働きで子供2人を育てつつ、教室は遠く、学費も高いことが原因だったんだと。
でも、全部読み終わっても、テキストに載ってるような傾聴は母さんには難しいだろう。高次脳機能障害のためか、キレやすいし、興味の赴くまま自由に話を展開してしまうから。それも指摘されるまで自覚なく。そもそも母さんが傾聴される側の状態。
でもホームの他の入所者との会話で、傾聴の考えを1ミリでも活かせれば素晴らしい。

■こういったことに興味があることを以前は知らなかった。病気にならなかったらこんなに会話しようと思わないから知らなかっただろう。
僕もこういったことは好きで、社会学者の岸政彦さんなんかの本を好んで読んでる。今度、母さんに勧めてみよう。