母さん(高次脳機能障害)の日々

母さんからのメールを息子が転記。ピンク字は息子注記。

20.04.25(土) 次男_母さんの話に寛容になりたい


※20.03.12の話を思い出して※
母さんが、「やはり、発病前に住んでいた土地に帰りたい」との話を久しぶりに次男にした。

きっかけは長男の転職祝いの予算。
「いくら贈ろう?」次男
「以前1人で住んでたマンションを再購入&リフォームの予算残るならオッケー」母さん
と。。。


脳出血の後、急性期病院を経て、リハビリ病院で数ヶ月がんばり、もとの一人暮らしマンションに戻った。
訪問介護を駆使して生活を開始。長男、次男ともに遠隔地のため、衣食住は介護サービス。
当時のケアマネージャーに感謝。
スタート時は長男、次男が1週間づつ泊まり込んでリズムと流れを作った。
(次男はこの1週間の経験が人生ナンバーワンでシンドかった。心身共に。在宅勤務で臨んだのも一因。ここでは詳細省略)

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でも気持ち(寂しさ)のフォローが介護サービスではカバーできなかった。
そのカバーを近所に住む母さんの姉が献身的に対応してくれ、母さんも甘えられるのでかなりの負担となった。
母さんの姉は疲労が溜まり、4ヶ月ほどで継続が難しい状況となり、生活スタイルを再検討。
長男の住む地へ引っ越し、ホームに入ることとした。
長男の判断(それも即決)は尊敬。

いつもは我々兄弟には話さない。我慢してる。高次脳機能障害だからこの手の我慢は難しいはず。
子供に対してカッコつけてくれてるのか、話すと子供(特に次男)に怒られるからなのか。

健常ではないのに母さんは頑張ってる。
だから希望や思っていることは実現困難でも話すくらいは自由にできる雰囲気にしないと、と思う。

現状はすぐ否定してしまう。改善余地あり。